通所リハビリ施設とと

1、概要

(介護予防)通所リハビリテーション施設『とと』が平成23年5月16日に、山脇胃腸科内科神経内科に併設されました。

(介護予防)通所リハビリテーション施設『とと』は、高次脳機能障害の中でも、特に失語症と認知機能障害へのリハビリを目的としたデイケア施設です。
認知機能障害については主として軽度の認知症の方に対応したリハビリを施行しますが、認知症の予防目的のリハビリも施行します。
基本的に当施設でのリハビリは慢性期の機能維持目的のリハビリですが、たとえば脳梗塞発症後間もない方への急性期のリハビリにも対応させて頂きます

通所リハビリ施設とと

リハビリは専従の言語聴覚士が担当させて頂きますが、医療面についてのフォローは神経内科医師が担当させて頂きます。デイケアとしての定員は1日10人で、介護保険でのご利用となります。

もちろん外来通院による、医療保険でのご利用も可能です。ただし当施設の設備と人員の面からも、重度の身体機能(トイレおよび入浴の介助やオムツの交換も含みます)および精神障害の方への対応は困難です。そのため、おおよそ要支援1~要介護2の方を対象とさせていただきますが、詳細についてはご相談ください。

また朝8時~9時と夕方16時~17時の送迎は近距離の範囲(車で片道15分くらいです)で行っております。それ以上の距離(車で片道30分くらいまでです)からのご利用の場合、片道のみの送迎を行っております。

設備内容として、居間、相談室兼リハビリ室(2つあります)、キッチン、浴室、トイレ(2つあります)および畳の小上がりのスペースも備えたリハビリスペースがあります。

基本的に個別リハビリはリハビリ室で行い、それ以外の時間は居間でくつろいだり、集団リハビリに参加して頂きます。浴室は有りますが介助はできないため、ご希望のある方は一人で入って頂いております。昼食については基本的には持参して頂くか、すぐ近くのコンビニエンスストアでお買い求め頂くか、宅配の弁当を予約させて頂くかのいずれかになります(キッチンはありますが、簡単な調理が可能な程度で、昼食をご用意できるほどの設備ではありません)。宅配の弁当についてはいくつか種類があるため、内容にもよりますが、1食500~700円です。

通所リハビリ施設とと

通所リハビリ施設とと

【1】言語聴覚士とは?

1997年の言語聴覚士法制定により新設された国家資格で、医療に限らず、介護、教育の分野での活躍も期待される、言語、聴覚、えん下のリハビリテーションのスペシャリストです。

たとえば脳梗塞の後遺症で、人やものの名前を言おうとしても出てこない、脳腫瘍の手術後、計算ができなくなった、あるいは文字が読めなくなった(失語症)、ガンで声帯を切除し、発声に訓練が必要である(構音障害)、といった医療分野の患者に対するリハビリテーションを行います。

あるいは口蓋裂で発音に障害がある、難聴があるといった、障害児や障害者に対する教育、訓練などを行うのも、言語聴覚士の仕事です。

医療分野でのリハビリテーションは、そのまま介護施設でのリハビリテーションにもつながっていきます。
『とと』ではこの言語聴覚士が常に2人体制で勤務しております。

通所リハビリ施設とと

【2】ちなみに『とと』の名称は、古代エジプトの知恵を司る神の名前に由来しております。

トト神
通所リハビリ施設とと

通所リハビリ施設とと

通所リハビリ施設とと

リハビリのメニューについては個々の利用者の方の疾患や症状に合わせて、医師と言語聴覚士とで相談の上、立案施行していきます。

一人一人への個別リハビリは30~40分程度で、他に集団リハビリがあります。それ以外の時間はくつろいで頂いたり、ゲーム、絵画、工作、会話を通した日常生活訓練に参加して頂きます

通所リハビリ施設とと

【3】当施設の介護保険に関わる加算体制情報(H27.4.1現在)

事業所名

山脇胃腸科内科神経内科 通所リハビリ施設とと

所在地・連絡先

〒513-0903 三重県四日市市小杉新町65  TEL/FAX 059-324-6588 

事業所番号

24,10,20,557,5

地域区分適用地域

6級地(上乗せ割合6%

人件費割合10.33)

該当サービスコード一覧

介護

区分

サービスコード

サービス内容略称

算定項目

単位

種類

項目

66

1111

予防通所リハビリ11

介護予防通所リハビリテーション費 病院診療所 要支援1

1812

1121

予防通所リハビリ12

介護予防通所リハビリテーション費 病院診療所 要支援2

3715

5002

予防通所リハ運動機能向上加算

ロ 運動機能向上加算

225

5004

予防通所リハ

口腔機能向上加算

二 口腔機能向上加算

150

5007

予通リハ

複数サービス実施加算2

ホ 選択的サービス複数実施加算(

  運動器機能向上及び、口腔機能向上

480

16

1101

通所リハ  111

イ 1時間以上2時間未満 要介護1

329

1

1103

通所リハ  112

イ 1時間以上2時間未満 要介護2

358

1

1105

通所リハ  113

イ 1時間以上2時間未満 要介護3

388

1

1201

通所リハ  121

イ 2時間以上3時間未満 要介護1

343

1

1202

通所リハ  122

イ 2時間以上3時間未満 要介護2

398

1

1203

通所リハ  123

イ 2時間以上3時間未満 要介護3

455

1

1151

通所リハ  131

イ 3時間以上4時間未満 要介護1

444

1

1152

通所リハ Ⅰ 132

イ 3時間以上4時間未満 要介護2

520

1

1151

通所リハ Ⅰ 133

イ 3時間以上4時間未満 要介護3

596

1

1161

通所リハ Ⅰ 141

イ 4時間以上6時間未満 要介護1

559

1

1162

通所リハ Ⅰ 142

イ 4時間以上6時間未満 要介護2

666

1

1163

通所リハ Ⅰ 143

イ 4時間以上6時間未満 要介護3

772

1

1171

通所リハ Ⅰ 151

イ 6時間以上8時間未満 要介護1

726

1

1172

通所リハ Ⅰ 152

イ 6時間以上8時間未満 要介護2

875

1

1173

通所リハ Ⅰ 153

イ 6時間以上8時間未満 要介護3

1022

1

5601

通所リハマネジメント加算Ⅰ

リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ)

230

5608

通所リハマネジメント加算Ⅱ1

リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)同意日月~6ヶ月以内

1020

5609

通所リハマネジメント加算Ⅱ2

リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)同意日月~6ヶ月超え

700

6253

通所リハ認知症短期集中リハ加算Ⅰ

認知症短期集中リハビリテーション加算(Ⅰ) 週2日限度

240

6254

通所リハ認知症短期集中リハ加算Ⅱ

認知症短期集中リハビリテーション加算(Ⅱ)

1920

5606

通所リハ口腔機能向上加算

口腔機能向上加算

150

1

5612

★通所リハ送迎減算

事業所が送迎を行わない場合

-47

片道

6143

通所リハ理学療法士等体制強化加算

通所リハ理学療法士等体制強化加算

(1時間以上2時間未満利用の方のみ)

30

※1単位10円で換算

 

連携事業所
御担当者様 各位

山脇胃腸科内科神経内科

通所リハビリ施設とと

施設長 山脇 崇

 

介護保険報酬改定における

加算体制の変更について

 

 平素は当施設事業にご理解ご協力を賜り誠にありがとうございます。さて、すでにご承知と存じますが、平成27年4月より介護保険報酬の改訂に伴い、当施設の利用加算体制の一部を変更いたしました。詳細は別紙「当施設の介護保険に関わる加算体制情報」をご参照下さい。

 同一ご利用者様でも加算体制に変更がある場合もございますので、ご不明な点がございましたら当施設までご連絡いただければ幸いです。

 引き続き、ご利用者様の生活の質の向上をめざし、さらなる良質なケアを提供していく所存です。今後とも、よろしくお願い申し上げます。

特記事項

○随時「通所リハマネジメント加算Ⅱ」の算定を行っていく予定をしています。その際、各事業所様との会議等の連携をお願いすることが予想されますが、ご理解ご協力の程、宜しくお願い致します。

 

○「予防通所リハ運動機能向上加算」

「予防通所リハ口腔機能向上加算」

「予通リハ複数サービス実施加算Ⅰ2」

「通所リハマネジメント加算Ⅱ」

「通所リハ認知症短期集中リハ加算Ⅰ」

「通所リハ認知症短期集中リハ加算Ⅱ」

「通所リハ口腔機能向上加算」

については平成27年4月以降の新規利用で該当する方から適用していく予定です。

 

○当施設は送迎サービスを外部委託しているため、「通所リハ送迎減算」が適応となりますのでご注意ください。片道47単位のため利用者様1名に対し94単位の減額となります。

 

平成27年4月

山脇胃腸科内科神経内科

通所リハビリ施設とと

職員一同

2、対象となる疾患とリハビリについて

【失語症】
 言葉の不自由さを持ちながらも同じ障害を持つ仲間と交流し『認め合い』 『分かり合い』ながら、会話の楽しさを味わいましょう。そのような中でこそ社会性のある実用的で豊かな言葉が引き出されることでしょう。
また、失語症の方が常に願っている『少しでも良くなりたい』気持ちに応えるために、言語聴覚士による言語機能評価と、その評価に基づいた個別訓練および集団訓練を行います。訓練は「話す・聞く・書く・読む・計算」など各機能の訓練を症状と、ご希望に応じたプログラムを組み立てて行います。
また、より実践的な場面を設定した会話訓練や、パソコンや携帯電話の使い方なども練習します。また、家族の方に対しても接し方などを指導します。

【認知症】
 認知症は複数の認知機能が進行的に低下する病気です。本邦では200万人以上とも言われる患者さんが存在すると推定され、今後の高齢化の進展とともにピーク時には400万人になるとも言われています。
現在様々な薬が使われるようになっていますが、根本的な治療は残念ながら不可能です。しかし、さまざまな研究でも実証されておりますが、「低下した機能に対して早期に集中的にアプローチすること」「社会参加などを通して他者と関わること」が機能の維持や進行を抑制するには有効と言われています。
認知症を発症すると、特に目立つエピソード記憶の低下や注意分割機能の低下、そして計画力を含む実行機能の低下などを個別訓練および集団訓練を通して集中的に鍛えて行きましょう。具体的には「回想法」「作業療法」「リアルオリエンテーション」「記憶訓練」などを組み合わせてプログラムを組み立てます。
また皆さんと楽しく時間を過ごし豊かな交流を重ね、安らぎのある『関わり』を実感していきましょう。

具体的には認知機能検査を各種施行し(MMSE/ADAS/FAB/WMS-R/SLTA など)、その結果に基づき高次脳機能や認知症の障害タイプ・重症度を鑑別して、訓練プログラムを立て施行します。

軽度認知症の方に対しては主に「記憶」「実行機能」「空間認知」訓練を集中的に行い機能維持に努めます。具体的には「リアルオリエンテーション」「回想法」「パソコン」「ゲーム」などを行います。また、中等度に進行した方に対しては機能低下を補うような代償方法の獲得を目標とした指導を行います。また、安定した情動を獲得・維持して頂く為に「園芸療法」「音楽療法」なども取り入れます。

3、各種検査について(言語機能や認知機能の評価のために必要です)

・標準失語症検査:聴く、話す、読む、書く、計算といった言語に関する能力を見る検査
です。これによって失語症の有無を判断します。

標準失語症掘り下げ検査
標準失語症検査の結果を参考に、精査が必要と考えられる能力を詳しく見ていく検査です。
トークンテスト
聴覚理解力ついて見る検査です。トークンと呼ばれるチップを検査者の指示通りに動かしていただきます。
レーブン色彩マトリックス検査
推理能力(知的機能)を見る検査です。図案の欠けた箇所を埋めていただくパズルのようなものです。
WAIS-Ⅲ
全般的な知的機能を見る検査です。計算、パズル、数唱などを行っていただきます。
MMSE
全般的な認知機能(記憶、言語、行為・構成能力など)を見る検査です。言葉を覚えたり、絵を描いたりしていただきます。
ADAS
全般的な認知機能(記憶、言語、行為・構成能力など)を見る検査です。MMSEに比べて時間をかけて検査します。
リバーミード行動記憶検査
日常生活を送る上で必要な記憶力を見る検査です。物語や人の名前、道順などを覚えていただきます。
FAB
前頭葉(脳の中で考えたり記憶したりする場所)の機能を見る検査です。検査者が示す様々な質問に、考えて答えていただきます。
TMT
注意力を見る検査です。数字や文字を、規則に従って線で結んでいきます。
構音検査
ことばの構音(発音)を見る検査です。単語や文章を発音していただきます。
三宅式記銘力検査
ことばの記憶力を見る検査です。
Rey複雑図形検査
注意、記憶力を見る検査です。図形を覚えてもらい、同じように書いていただきます。


通所リハビリ施設とと

4、リハビリについて

認知症…其々の認知機能に合わせて、以下のような訓練を行います。
・回想法:昔の写真を見たり、昔の遊びをしながら思い出を振り返り、楽しい時間を過ごします。
・記憶訓練:最も障害されやすい「エピソード記憶」を中心に、反復訓練をします。
・Reality Orientation:一般的に間違いやすい日時や場所、天候、季節などの情報を繰り返し教示し、誤りなし学習を行います。
・音楽療法:歌を歌ったり、音楽に合わせて楽器を演奏していただきます。
・活動療法:趣味活動(刺繍、編み物、絵画など)や体操、レクリエーションを行います。

失語症…其々の言語機能や希望に応じて、以下のような訓練を行います。

【話す】発話能力の改善を目指し、以下のような訓練を行います。
・呼称:品物の絵や写真、または実物を見て、名前を言う訓練です。
・語想起:語頭音やカテゴリー(例えば、「動物」「野菜」)を手掛かりに、単語を列挙する訓練です。
・口頭説明:情景画や4コマ漫画を見て、説明をする訓練です。
・音読:単語や文章を声に出して読む訓練です。
・フリートーク:自然会話場面において、より日常生活に活用できることばを生み出す訓練です。

【聞いて理解する】聞いて理解する能力の改善を目指し、以下のような訓練を行います。
・単語の理解:言われた単語に対応する絵や写真、実物を選択する訓練です。
・文章の理解:ニュース文や物語文を聞いて、質問に答える訓練です。
・指示の理解:いくつかの品物を、言われた指示に従って動かす訓練です。

【読んで理解する】読んで理解する能力の改善を目指し、以下のような訓練を行います。
・単語の理解:仮名や漢字で書かれた単語を見て、示された絵や実物に対応するものを選
択する訓練です。
・短文の理解:文字で書かれた短文に対応するものを、いくつかの絵や写真から選択する訓練です。

【書く】書字によるコミュニケーション能力の改善を目指し、以下のような訓練を行います。
・書称:品物の絵や写真、または実物を見て、その名前を漢字や仮名で書いていただきます。
・書字説明:情景画や4コマ漫画を見て、説明文を書く訓練です。
・文章完成課題:不完全な文章に、適切な動詞や助詞を当てはめ、文章を完成させる訓練です。
・日記:思ったことをありのまま文字で表現し、表現能力の向上を図る訓練です。

*全ての言語機能を日常生活場面で有効に使えるようにするため、フリートークや書字を用いたコミュニケーション訓練(PACE)なども行います。

【その他】必要や希望に応じて、以下のような訓練も行います
・パソコン:パソコンの使い方の訓練をします。
・携帯電話:日常生活に利用できるよう、携帯電話の使い方の訓練をします。
・買い物:買い物がスムーズにできるように訓練をします。

通所リハビリ施設とと

059‐324‐6588(FAXも兼用です)
住所:〒512‐0903 三重県四日市市小杉新町70
サービス提供時間:午前10時から午後4時まで
定休日:土曜日、日曜日、祝日および盆や年末年始の特別休暇
場所:山脇胃腸科内科神経内科に併設

三重県四日市市小杉新町70

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